瑞原唯子のひとりごと

アニメ・マンガ・映画・ドラマ・フィギュアスケート等の感想と、オリジナルのイラストを掲載しています。

岸辺露伴は動かない 懺悔室

岸辺露伴がヴェネツィアの教会で仮面を被った男の懺悔を聞いた話。

幸せの絶頂で絶望させるという呪いは、それを信じさせた時点であるていど成功したと言えるのかな。ずっと何十年もビクビク怯えながら暮らしているわけだから、復讐にはなっているはず。とはいえ呪いは呪いだから成就しないことには解けないんだろうけど。ところでそんな呪いをかけられる浮浪者は何者だったんだろう…。

娘からしたらとばっちりもいいところで不憫でしかない。父親は呪いを成就させないことに執着しすぎて本質を見失ってる感じがした。娘の愛する花婿を父親(の手先)が結婚式で撃ち殺すとか、娘からしたらそれこそ絶望でしかないのに。娘よりも何よりも自分が生きることが大事なんですかね?

娘が仮面職人になることを選んだ理由にちょっと胸が熱くなった。いちばんを選ぶことを許されなかった人生だけど、それでも絶望していないんだな、希望を持っているんだなと。岸辺露伴の漫画に対する誠実な姿勢もよかった。泉京香のポジティブシンキングも好き。どこに行っても何だかんだたくましく生きていけそう笑。

今回はオールロケだったそうで。風景も建物もヴェネツィアの雰囲気たっぷりでとてもよかった。堪能できました。「ルーブルへ行く」はフランス部分を楽しみにしていたのに少なくて肩透かしだったので…。