
探偵女子5がホテルのスイーツ食べ放題で女子会をしていると、隣のテーブルにいた二人の女性が苦しみながら倒れた話。
なんだこれ? 遺留品も殺害方法も容疑者たちも犯人も動機も何もかもヘビづくし。最後は探偵女子5たちが大量の毒ヘビに囲まれて危機一髪のところに、容疑の晴れた元容疑者たちがやってきて、それぞれの専門知識をいかしてヘビを捕獲していくというカタルシス(?)。ヘビ以外のことは放り投げたまま終わってしまった感。
しかし本当にヘビのことを侮辱されただけで友人を殺したんだろうか。ヘビの猛毒で友人を殺害し、自分も狙われたと思わせて容疑者から外れるために同じ毒を飲むなんて、たとえ思いついたとしても普通はそこまで体を張れるものじゃない。薄めた毒を少しずつ摂取して耐性をつけるといっても下手したら死んでしまうし素人に簡単にできることじゃない。どれだけヘビに狂ってたんだろう。そしてそのとき近くにいたのが全員ヘビに詳しいひとたちだったのは偶然なんだろうか。これも計画のうちだったらすごいな。
蘭と園子がうろたえもせず救命活動をしているのがすごい。踏んできた場数が違うということか。蘭は人工呼吸までしかけて服毒の可能性があるからと佐藤刑事に止められてたけど…コナンも海釣りの事件(丸見え埠頭の惨劇)のときに似た状況で人工呼吸してたんだよな。それも服毒の可能性があるとわかっていたのに躊躇なく。これを美談とするのはちょっと違うんじゃないかとモヤモヤしてたっけ。自分の命を懸けても助けたい相手とかならまだしもね…救助活動において最も重要な原則の一つは、まず自分自身の安全を確保することではなかったかな。
今回コナンが海釣りなのは、丸見え埠頭の惨劇を意識してのことだったのかな?
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